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機材紹介
真空遠心鋳造機
この真空遠心鋳造機は少ない回転で強い遠心力を発揮できる鋳造機です。
主にPt900,Pt950などのPt系とWG10%,WG15%などのWG系の鋳造に使用します。
真空遠心鋳造機の鋳造方法は読んで字のごとく、鋳造機の空気をなくして遠心力で地金を鋳込み(鋳型に地金を流し込むこと)ます。
また他社製の遠心鋳造機にはない不活性ガス置換モードなどがあり、完璧な不活性ガス中での遠心鋳造を実現しています。
また真空ポンプもこだわりの大きさで高真空を実現しています。
真空吸引加圧鋳造機
この真空吸引加圧鋳造機は吸引力で鋳込むことをメインに考えた鋳造機です。
主にSv925などのSv系とK18などのK系の鋳造に使用します。
真空吸引加圧鋳造機の鋳造方法は鋳型(石こう)の通気性をうまく利用して溶けた地金を吸いつける力と不活性ガスの押す力で鋳込みます。
他社製の真空吸引加圧鋳造機ではない機能が多数あり今までより高品質な鋳造を実現します。
プログラム式回転電気炉
プログラム式回転電気炉は脱ロウ(皆様からお預かりしたワックスなどが溶け出ること)や鋳型の焼成に重要な機器です。
遠心鋳造機に使うシリカ系埋没材は完全に固まる焼結温度が900℃という超高温です。
900℃の温度まで温度が上昇するまでに適切な温度上昇をプログラムしてきれいな肌で通気性の高い鋳型を焼き上げます。
磁気バレル機
磁気バレル機は強力な磁石を回転させることにより、ステンレスピンと商品がぶつかり合うことにより表面が研磨されます。
ステンレスピンが幾度とぶつかりあうことにより地金が引き締まるのでバレル加工はおすすめの工程の一つです。
ステンレスピンも数種類の線径のものを混ぜ合わせておりムラのないバレル仕上げになっております。
ぜひお試しください。
光造形3Dプリンター
光造形3Dプリンターは紫外線で硬化する液体樹脂に紫外線を一層一層当てながら造形していく3Dプリンターです。
近年造形機の低価格化、樹脂の高機能化が進みました。
EDGE CASTは機械の低価格化をお客様に還元するため、ジュエリー業界ではなかった価格帯(1立方ミリメートルあたり1円) でのご提供をさせていただきます。
ぜひご利用ください。
蛍光X線分析機
EDGE CASTでは鋳造した商品に蛍光X線分析を実施しております。
お客様に安心していただけるように実施しております。
分析結果により品位不足(Pt900であればPtが90%、K18であればAu75%を超えていないもの)は再キャストをさせていただきます。
またお客様から預かる地金も分析処理をすることにより不純物混入を未然に防ぐことができ高品質製造に寄与しています。
※蛍光X線分析は非破壊検査なので、組成を保証するものではありません。
※鋳造(キャスト)した商品とは1回の鋳造で無作為に選んだ1商品(1棟につき1商品)に対して行います。
※鋳造(キャスト)の性質上偏析が生まれる場合があります。